【韓国ドラマ】 復活

2007年7月26日 (木)

【韓国ドラマ】 復活 第2話

キャスト・・・  オム・テウン   ハン・ジミン    2005 韓国 KBS制作
                                       
                       (注・・・・ネタバレあります)
 

  参考にしてね♪注・・・BGM付き→ 復活 【相関図】 


 ===シンヒョクは子供の頃を、思い出していた。===

 ガンヒョク 「俺達は合体すれば、天下無敵なんだぞ、父さんが言っただろ。
                   2人で力を合わせれば、どんな悪者も倒せれるって・・・」
 双子の弟 シンヒョクは、ガンヒョク(ハウン)にサイコロを差し出す。
 シンヒョク 「あげる。こうすれば兄ちゃんと僕と丁度2個ずつだ・・・」

 ===ハウン(馴染みの食堂で)===
 
 そのサイコロを手の中で転がし
 今日、ホテルのロビーで見たウナと男性の事を思い出しながら
 大好きな餃子を頬張るハウン。
 店のおばさん 「よく噛んでお食べ。いくら好きだってさ・・・
 前世で餃子と深い因縁でのあったんだろうよ。
 道で野良犬と出くわすのも何かの縁だしね。会うべくして会っているのさ・・・」
 笑いながら聞いていたハウンだったが、ふとイム・デシクの指輪を思い出す。
 「イムは死ぬ前に、ウチの課に電話をしている・・・」
 アッと思いついたように「おばさん、つけといて!」 
 店を飛び出すハウン・・・
 
 (そのハウンを、車の中から写真を撮るあやしい人影)

 ===ソ・ジェスの屋台===
 
 警察署の捜査資料から、イム・デシクの写真を持ってきたハウン。写真を突き付け
 ハウン 「おじさんに俺を預けた人、この人が俺の父さんなんだろ?」 
 ジェス 「俺が親を知っていたら、お前みたいな暴力刑事を家に置いておくと思うか?
      名前も知らないし、賭博場で2回花札をやっただけなんだ。
      探そうにも当ては無いし・・・おい!大の男がメソメソ泣くなよ」
 慰めるジェス。 そこへ ウナが入ってくる。
 嬉しそうにパッと立ち上がるハウン・・・
 ハウン 「一人か?」
 ウナ  「当然でしょ」
(あの後、ホテルを出てウナを追いかけ バスにまで乗り込んだジヌだったが 
 小銭が無く、「小切手で」と言い運転手に降ろされていた。)
 
 家に帰るバスの中で、眠ってハウンに寄りかかるウナ。
 学生の頃の、全く同じ場面と同じ気持ちを思い出すハウン・・・

 ===シンヒョクとガンジュ(お酒を飲みながら)===

 ガンジュ  「ゆうべ私に会った?」
(ハウンの車に酔って乗り込んだ事を覚えていない) 
 シンヒョク 「会っているわけないだろう」
 ガンジュ  「まるでノイローゼね、幻覚を見るなんて・・・
        結婚の事だけど、今時、政略結婚なんて馬鹿げているでしょ?
        親の言いなりでいいの?」
 シンヒョク 「俺が望んだ事だ。親は関係ない」
 ガンジュ  「私はあなたを爪のアカほども思っていないわ」
 シンヒョク 「来月、婚約式を・・・」 指輪を差し出す。
 ガンジュ  「(シンヒョクの手を握り)何も感じないでしょ? 
        気持ちが通じ合わない者同士、結婚できる?」
 シンヒョク 「結婚は形にすぎない。互いの未来の為だ。 適切な相手を選ぶだけだ。」
 ガンジュ  「昔のあなたは、もっと温かい人だったわ。何から逃げているの?
        誰だってつらい過去はあるのよ」
 シンヒョク 「やめろ。勝手に憶測するな!」

 ===シンヒョク帰宅後=== 

 シンヒョクの部屋に母(イファ)が入ってくる。
 イファ   「餃子スープできているわ」
 シンヒョク 「僕は小麦粉アレルギーだよ」冷たく言う。
 イファ   「うっかりしていたわ、ごめんなさい」
 
 寂しそうに部屋をでたイファ・・・
 亡くなったゴナと子供達の写真を見つめている。
 ドァの外から、その姿を見ている夫(カン・インチョル)・・・

 ===イム・デシクの事件現場に来ているギド===

 部屋を見回していたギドは壁の一部が目に留まる。 
 ライターの火を壁に当てると “ヤンマルチョル” の文字が浮かび上がる。

 ===翌日、警察署===

 ギド 「ミカンの汁で書いて、火にあぶると文字が浮かんでくる」
 ハウン「それで、手に汁が・・・じゃヤンマルチョルという男が犯人なのか・・・
     あるいは最後に会おうとした人物が・・・
     確か翌日、江陵(カンヌン)に行く予定だったんですよね」
 ギド 「ヤンマルチョルという男を洗い出せ。
    イム・デシクは江原道(カンウォンド)の暴力団出身だ。その筋を当たれ」
 
 聞き込みに出るハウンとスチョル
 スチョル 「解剖で自殺だって結果が出てるんだぜ」
 ハウン  「毒殺の可能性は残る」

 ===教会での聞き込み===

 神父 「イム・デシクさんは敬虔なカトリック信者でした。
     自殺するとは考えられません。  アッ、気になる事が一つ・・・ 
     自分は殺人者だと苦しんでいました。“許しを求める時が来た”とも・・・
     それに少し妙な事を。  死んだはずの者が現れたと・・・」

 ===料亭にて===

 イ・デジュン(ガンジュの父)とチョン・サングク(ジヌの父)
 そしてチェ・ドンチャン(スターホテルの副社長。)の3人がヒソヒソ話している。
 ドンチャン (食堂の前で隠し撮りしたハウンの写真を二人に見せ
         調査した内容を知らせる)
        「名前はソ・ハウン。デシク社長はおそらく彼に会うつもりだったと。
        ソ・ジェスという男の養子になっています。」
 デジュン  「養子になった経緯はまだ分からないのか?」
 ドンチャン 「調査中です。ただ一つ、興味深い話が・・・
        ソ・ハウンは幼少期の記憶が無いそうです。本名すら知りません。」
 サングク  「それなら何も心配はいらん。もう20年も前の話だぞ。
        (金の入ったアタッシュケースを差し出し) 十分な額は用意した。
        イム・デシクの件はきれいに片付けろ」
 デジュン  「ハウンから目を離すな」

 ===イムの事で警察署に呼ばれたドンチャン===

 ハウン  「誰かの恨みを買っていた様子は?」
 ドンチャン「最近は社会に貢献していましたし・・・でもつらそうだったのは確かです。
        しかし、まさか自殺なんて(泣いたふり)」
 ハウン  「ところで、一昨日の8時半から9時の間どちらに?
       (何故という顔のドンチャン)
        関係者の方全員に聞く事です・・・」
 ドンチャン「釜山行きのセマウル号の中でした。 ソウル発20時15分の列車です。
       社長が行くはずでしたが、連絡が取れず私が行くことに・・・」
 ハウン  「KTXの方が早く着くのでは?」
 ドンチャン「約束には十分間に合いますし、待たずに乗れたので        
        迎えにきた釜山の従業員に聞いてみてください。
        そういえば、出発前ソウル駅で駅員と揉めましてね」

 外にでたドンチャンをハウン追いかけてきて
 「タバコは吸われます?」
 ドンチャン 「やめようと努力中です」
 部屋に戻ったハウン 
 「チェのアリバイ完璧すぎます。まるで準備したみたいだ」
 
 チェ・ドンチャン  帰りの車の中で、警察署長に電話をする。
 「J&Cのチョン・サングク会長が、署長にご相談があるとか・・・今夜如何ですか?」

 ===ウナの家を訪ねるガンジュ===

 「確かここだと思ったけど・・・」
 ウロウロしているとウナが出てる。
 ガンジュ 「こんな事聞くの変だけど、あの日私何故ここに?」
 ウナから経緯を聞いたガンジュ
 「これでも結構お酒は強い方なんだけど」と笑い
 「昨日ホテルにいたでしょ。不思議な縁ね。昨日私も・・・」
 言いかけて仕事の電話が入り 「今度一杯やりましょう」と約束する二人。

 ===カン・インチョル(シンヒョクの義父)とイ・デジュン(ガンジュ父)===

 会って食事中、イム・デシク事件の新聞を見ながら
 インチョル「君とチョン会長に関連のある事件ではあるまいな。
       20年前、イム・デシクの名前をゴナから聞いた。
       イムは建設省課長の自殺に関わっていたらしい。
       ゴナは、君とチョン会長もその事件に関わっていたと・・・」
 デジュン 「あれは、ゴナの誤解だ。
       ゴナの死に私が関わっているとでも? ゴナは友人だぞ。
       私にとっても彼の死は大きなショックだった・・・
       この話はやめよう。すべては神の思し召しだ。
       お前が―― ずっと思い続けたイファさんと一緒になったことも」

 ===デジュン【20年前の回想】===

 カン・インチョル、イ・デジュン、チョン・サングクの会話
 インチョル 「ゴナは君たちを疑っている。今の内に全てを打ち明けた方がいい」
 デジュン  「我々は課長の自殺とは何の関係も無い!」
 インチョル 「証拠があると・・・ゴナも苦しんでいるんだ。
        分かるだろ?どうせバレることなら・・・」
 デジュン  「私は潔白だ!」
 
 
(インチョルと別れたあと、デジュンとサングク 夜の岸壁でヒソヒソ話)
 デジュン 「口から でまかせだ。証拠などあるはずがない」
 サングク 「こうなったらゴナに会って話そう」
 デジュン 「ゴナは金では動かない男だ。方法はただ一つ・・・来年は選挙だ。
       築いてきたものを手放す事はできない。お前も同じはずだ」
 サングク 「しかし・・・」
 デジュン 「人生がかかっているんだぞ・・・情に流されてどうする」
 サングク 「インチョルはどうする」
 デジュン 「適当に話せばいい・・・彼は小心者だから心配ない」 【 回想おわり 】

 ===カン・インチョル自宅 === 

 インチョル帰宅。花束をプレゼントされ、嬉しそうに受け取るイファ。
 娘(シニョン)も加わり談笑する。
 インチョル 「(シニョンに)久しぶりにチェスでもするか?」
 シニョン  「いやよ。怖いもん・・・負けるふりして、最後に逆転するのよね」
 インチョル 「基本的な戦術を駆使してるだけさ、
        相手自身も気づいていないスキを突くんだ」

 ===居酒屋===
 
 その夜、ハウンとギドはお酒を飲む事に・・・
 ハウン 「イム・デシクは班長の知り合いですか?」
 ギド  「20年前に担当した事件の目撃者だった。
      汚職を疑われた、建設省課長の自殺事件だ。 
      似てるんだ・・・
      お前のように他殺だと言い張る先輩がいてな・・・」

 ===ジェスの家===

 家の外でハウンを待っているウナ。
 家に続く坂道を酔って楽しそうに歌うハウンが上ってくる。
 明日の就職面接試験で着る服をプレゼントするハウン。
 ハウン 「こういう時ぐらい兄貴らしい事をしたいだろ」
 ウナ  「ハウンの意味わかる?
      空(ハヌル)から来た銀河(ウナ)の天使“ハウン” これ大切に着るわ」   
 嬉しそうなハウン
 
 翌日、こっそりウナの見合い話しを進めていたジェスは
 手元にあった紙(ウナがバイトした時のホテルの招待状の裏)に
 今夜のお見合いの場所を書き ハウンから渡す様に言うが
 ハウンは逃げるように出勤しようとしている。
 ハウン 「ウナ、仕事行ってくる。絶対合格するからな
      自信持てよ。面接の後メシでもおごろうか。餃子はどうだ?電話しろよ」 
 ジェス慌てて「オイッ!場所はこのメモの・・・」と
 それを見たハウンは驚き 慌ててその紙を持って警察署に向かう。
 それは、あのイム・デシク事件現場のトイレに浮いていた切れ端と
 一致するものだった。

 その後、ハウンはソウル駅に行き
 ドンチャンのアリバイを崩すため時刻表を見つめる。
 そしてギドは署長(ホ・ドク)に呼ばれ
 「遺書もあるし、解剖結果も出ただろう。自殺でカタをつけろ!
  無駄な捜査に時間をかけるな!」

 【昨日、ドンチャンの電話で署長とサングクが会って何か取引があったようですね】 

 ===警察署===

 捜査打ち切りの話しを聞いたハウン。
 「犯人は、チェ・ドンチャンだ。 班長、俺に時間を下さい。
 からまっていた糸が、もう少しで解けそうなんです。
 事件を解く鍵はイ・デジュン議員ではないかと。 
 (ギドの顔色が変わる)
 (一致したイ・議員出版記念の招待状を見せ)
 犯人はイムと議員の関係を隠したかった。 だから、この紙を処分した」

 ---------------------------
 
 ギド廊下で考え込んでいる。
 ゴナ 「俺は信じている。真実はいくら隠そうとしても、必ず明らかになる。」 
 ギド 「あれは他殺だと?」
 ゴナ 「江陵に行ってくる」
 ギド 「そこに何が?」   ゴナが消えハッと我に返るギド・・

 ===========================

 家に忘れたハウンの携帯で、面接に行っているウナに
 夕食場所の偽メールを送ったジェス。
 指定された場所で待っていたウナの目の前に現れたのは
 ハウンではなく見合い相手だった。
 
 ウナと連絡が取れず、公衆電話からジェスに電話を架け
 今日の見合いの事を知ったハウンは、寂しそうに電話ボックスを離れる。

 ===ジェスの家 ハウン帰宅後===

 ハウンはサイコロを手の中で転がしながら
 パソコンの中の列車の時刻表を見ている。
 「これだ!!何で気が付かなかったんだ!チェ・ドンチャン必ず捕まえてやる!」 
 
 ふと時計を見ると、遅い時間・・・
 まだ帰らないウナが心配になり外を歩いていると
 足元をフラフラさせながら酔ったウナが帰ってくる。
 (見合いの席から飛び出したウナ、
  ハウンに裏切られた思いで飲めない酒を飲んでいた)
 ウナ 「最低よ! ソ・ハウンの妹なんてやめた!」
 気分が悪くなって倒れこむウナ。
 そんなウナの気持ちが分からないハウン・・・
 眠っているウナを背負って、家の前まで来るが 空を見上げ
 「風が気持ちいいなぁ・・・もう一回りするか・・・」

 ===シンヒョク===

 酒を飲みながら、ジヌと仕事の事で言い争ったシンヒョク。
 その後、子供の頃住んでいた家の前にたたずむ。
 「シンヒョク!」
 自分を呼ぶ子供のガンヒョク(ハウン)が見える。
 そして家の前の車に乗り込もうとしているガンヒョク・・・
 「一緒に行かないのか?俺が乗っている事は内緒だぞ。」
 家の門から見送るシンヒョク「後で分かったら叱られるよ」
 (あの時、約束を破っていれば・・・そうすれば兄さんは・・・)
 うつむき後悔するシンヒョク・・・

 ===ハウン===

 そして、うなされる様に眠っていたハウンは・・・
 「兄ちゃん!行かないで!」
 夢に突然、子供のシンヒョクが現れ 驚いて飛び起きていた。  【第2話 おわり】

  あとがき

 いつも、長くなってしまいますね~  読んでいただき、有難うございます♪
 もっと簡単な あらすじに まとめようとも思うのですが
 些細な言葉の中にも 大事なことが隠されているようで
 やっぱり、この形で書いていく事にしました。

 20年前の回想シーンで、イ・デジュンが 「 彼は小心者だから心配ない 」
 と、カン・インチョルについて言います。
 そのインチョルは娘とチェスをやろうとして
 「 負けるふりして、最後に逆転するのよね 」と娘に言われますね・・・
 やっぱり、このベテラン俳優がただの小心者で終わるはずはないような・・・(笑)

  こちらでも他の形で作っています。↓        
 
  「アジュンマの部屋 北海道」  復活第2話 【注・・・BGM付き】 

  「ものぐさアジュンマの独り言」  復活第2話

  
   気に入って頂けた時 宜しくお願いします^^♪

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2007年6月29日 (金)

【韓国ドラマ】 復活 第1話

 キャスト・・・  オム・テウン   ハン・ジミン    2005 韓国 KBS制作
                                       
                                     (注・・・・ネタバレあります)
 

  参考にしてね♪注・・・BGM付き→ 復活【相関図】 

 

 ===20年前  江原道(カンウォンド)===
 
                     
 
 大雨の夜、賭博師(ソ・ジェス)の家に
 賭博で知り合った男が尋ねてきたところから物語は始まる。
                        
 ジェス 「こんな夜中に・・・払うと言っているだろ。逃げも隠れもしないよ」
 賭博の借金の取り立てと思ったジェスだったが、
 男   「しばらく、頼む・・・」
 脇に抱えていた血だらけの男の子を預け、男は二度と戻ってはこなかった。
 記憶を無くし、最初 口がきけなかった男の子は(ソ・ハウン)と名付けられ
 その後 賭博をやめ屋台の店主となったジェスは、男手ひとつで
 一人娘(ソ・ウナ)と共に、二人を兄妹として育てる。
                        
 そして20年後・・・
 ハウンは、心が温く正義感の強い熱血刑事に成長していた。
                        
 ===20年後 ソウル===
                        
 ハウンは張り込みの待機中、車の中でうなされる様に夢をみていた。
                        
 ―――小さい頃から遊んでいた二つの灯台まで楽しそうに走るハウンとウナ・・・
    やがて「走れ!」の声に 追われる様に一人逃げるハウン・・・
    そして、記憶の失っなったハウンが唯一覚えている 
   トラックから手招きする大きな指輪の手と 崖下で炎上する白い車―――
                        
 別の車で待機していた同僚刑事(スチョル)からの携帯音で目が覚める。
 「ヤツダ!」犯人を追いかけるハウン・・・
                        
 ===警察署にて===
                        
 犯人を取り押さえ署で事情聴取中、他の課の婦人警官が来て耳打ちをする。
 あわてて飛び出すハウン・・・
                        
 ハウンが向かった別の課では、屋台を手伝っていたウナのお尻を
 酔っ払いの客が触った事で、父親(ジェス)と客の男が喧嘩になっていた。
 それを聞いたハウンは、入ってくるなり客を殴ってしまう。
 ウナ 「暴力振るうなって言ったはずよ!」(シュンとするハウン)
 男  「そうだ!警察が善良な市民を殴ってもいいのか?出る所に出てやる!」
 しかし、それを聞いて次に殴っていたのはウナだった。
 親子で留置所に入ったウナとジェス・・・
                        
 ハウン「結局、触ったわけですね」  男「イヤ、その、つまり・・・」
 ハウン「俺は刑事を辞めたっていい・・・妹を傷つける奴がいたら―――
     八つ裂きにしてやる(熱く語る)幸いここは法治国家だから
     俺も、おたくも法律で裁かれるだけですよ」 (男 びびる)
 男  「そんな事いわずに・・・ほんの出来心というか・・・」
                        
 そんな たわいもない出来事の裏側で、静かに復活の物語が進行していきます

 ハウンの課では、不在のハウンに電話が入るが無言で切れてしまう。
                        
 ===ニュウースター観光ホテル 社長イム・デシクのマンション===
                      
 その無言電話を架けた男イム・デシク・・・
 部屋には書き損じた紙くずの山 [時はすべての痕跡を消し去る]
 思いつめた顔で回想する。
                        
 回想 (列車で犯人を護送中のハウン・・・
     ハウンを見て驚いたデシクは逃げるように列車を降りる)
                        
 再びペンを走らす。[神が下さった最後のチャンス・・・]
 やがて、デシクの部屋に忍び寄る黒い人影・・・・

 ホテルの福社長チェ・ドンチャンの顔が一瞬映ります
               

 ===ソ・ジェスの屋台===
                      
 留置所から戻って、客と喧嘩した店の後片付けをしているウナとハウン
 ハウン 「早く帰れよ。普通 就職活動しながら屋台なんて手伝わないぞ」
 ジェスが豆腐を食べながら入ってくる。
 ジェス 「留置所から出られたんだ。豆腐を食べなきゃ始まらん。」
 ハウン 「おじさん、あんまり娘をこき使うなよ。父親なら服くらい買ってやれよ」
 ジェス 「兄貴だって服くらい買ってやれ」
 ハウン 「給料は全部、家に入れているだろう」
 ジェス 「言っちゃなんだか育てた20年を計算したらゼロがいくつになる?」
 ハウン 「その話なら耳にタコだよ」
 ドン!!テーブルを叩くウナ「買い物行ってくる!」 「あぁ・・」ビビる二人(笑)
                        
 その後 公園のベンチに座りハウンと二人で写した写真を ぼんやり眺めているウナ
                        
 ===車を運転中のハウン===
                        
 ハウンは車を運転しながら、ジェスとの会話を思い出していた。
 ジェス 「見合いの事、ウナは何だって?」  ハウン 「気乗りしないって」
 ジェス 「そこをお前が頑張るんだ。相手は医者で性格も良さそうだ」
 ハウン 「自分で話せば?」
 ジェス 「お前が言う方が聞くだろ。とにかく会ってみろと勧めるんだ。
      ウナには俺達と違った人生を歩んでほしいんだ」
                        
 突然 酔っぱらいの女が飛び出してきて 急ブレーキを踏むハウン
 後ろのドァを無理やり開け、乗りこむ女
 女 「運転手さん私のアパートまでね」  「これはタクシーじゃありませんよ!」
 止めるハウンの顔を見て
 女   「やだ!シンヒョクじゃないの ここで会ったが100年目」
 女はそのまま眠ってしまう。
 「ちょっと!困るよ!」 どうしようもなくなり、ハウンは家に連れて帰る。
                        
 ===ソ・ジェスの家===
                        
 ウナは自分の部屋に女を寝かせる。
 ジェス 「正直に吐け、お前と彼女の関係は?」
 ハウン 「暴力刑事と酔った市民との関係ですよ」
 ジェス 「寝たのか?」
     「父さん!おじさん!」ウナとハウン同時に怒鳴る。
                        
 ==ニュウースター観光ホテル 社長イム・デシクのマンション 事件現場==
                        
 翌日、デシクが死んでいる現場に来ているハウン。
 「自殺のようです。解剖待ちですが、外見上 絞殺の痕跡も見当たりません。
  遺書もあるし、服毒自殺のようです。」の報告に、
 ハウンは何となく納得できなかった。
 ふとテーブルの灰皿が目に留まる。(吸殻の本数にしては多い灰)
 そして、次にハウンの目に飛び込んできたのは・・・
 唯一記憶に残っている トラックから手招きしている指輪と同じ宝石だった。
 驚きを沈めようと洗面所で顔を洗っていると、
 便器の中に紙の切れ端が浮いているのを見つける。
                        
 ===ソ・ジェスの家===
                        
 ウナの部屋で目覚めた女
 国会議員(イ・テジュン)の娘で、放送局の新米記者(イ・ガンジュ)
 部屋を見回し  「さぁ、思い出せ・・・頭の中の消しゴムだわ」
 誰もいないジェスの家を飛び出したガンジュ(家の前でウナとすれ違う)
                        
 そのまま出社したガンジュ・・・(上司に怒鳴られている)
 上司   「お前の管轄内でホテルの社長が自殺した!
       酔って電話にも出ないなんて、それでも記者か!」
 ガンジュ 「3日徹夜したあとだったし・・・」  「もういい!」
 他の社員 「今日だったな、イ議員の出版記念」
 ガンジュ 「行けないと言ってあります。」
 社員   「一人娘が祝ってやらないでどうする。
       そうだ、ムルン建設のユ・シンヒョク副社長と結婚するのか?」
 (みんなの視線)「違います。ただのデマです」慌てるガンジュ。
                        
 ===警察署===
                        
 現場から戻ってきたハウン。昨夜のウナとの会話を思い出していた。
 ハウン 「その医者に会ってみろよ。引け目を感じることはないぞ
      ウナは世界で一番だ。顔もスタイルも性格もよくて一流大学も出ている。
      娘は親父や兄貴と似た男と結婚するって言うだろ・・・
      俺やおじさんみたいな男?(ブルル)そんなのゾッとするぜ・・・
      相手は性格もいいらしい。お前を一目で気に入ったそうだ
      父親は娘をいい男と結婚させたいんだ」
 ウナ  「お兄ちゃんも、そう思うの?」
 ハウン 「俺の夢はお前が韓国一の男に出会うことだ」
 心にも無い事を言ったハウン・・・窓から外を眺めながらため息をつく。

 -------------------                     
     
 ハウンの課に、新しく(チョン・ギド)班長が赴任してくる。
 (ギドは20年前、刑事だったハウンの父(ユ・ゴナ)の後輩で
  ゴナの事故死に今だに疑問をもっている。目の前のハウンが
  当時、父親と同乗していて一緒に死んだガンヒョクだとは、知る由もない。)
                        
 他の刑事が入ってきてデシクの件について鑑定結果を報告する。
 刑事  「遺書は自筆だそうです。名前はイム・デシク、49歳。観光ホテル社長。
      息子を事故で・・妻をガンで亡くす。
      15年前までカンウオンドの暴力団に属していたが、
      現在は二つのホテルの経営者」
 ギド  「15年じゃない・・20年前だ」
 ハウン 「なぜ、それを」(ギド それには答えず)「他には?」
 刑事  「酒ビンから本人の指紋とヒ素、手からミカンの成分が・・・
      解剖の結果はまだですが、服毒自殺かと・・・」
 ハウン 「自殺とは断定できない点が・・・
      遺書も、これは遺書というより何かの告白です。特に最後ですが
      “会ってすべてを明らかにしょう・・神がくださった最後のチャンス”
      これから誰かに会おうとしています。
      最後のチャンスというのになぜ死ぬんです。自殺にみせかけた他殺では?」
 同僚刑事(スチョル) 「外からの侵入者はいないんだぞ」
 ハウン 「部屋には誰かいた。これが現場に(灰皿の吸殻の写真)
      灰が多すぎませんか?証拠隠滅のために吸殻は持ち帰ったが
      灰の事までは考えなかった」
                        
 -------------------

 ギド班長は荷物の整理中、箱から一冊のノートを取り出し眺めている。
 ノートに はさめてあった20年前の新聞の切り抜き記事 
 [汚職疑惑の建設省課長 自殺]
 当時ハウンの父ゴナが追っていた事件で、ノートはゴナの捜査日誌・・・
 もう一つ はさめてあった一枚の写真
 ゴナとギドと、そして子供のガンヒョク(ハウン)が笑って写っている。
 (ゴナ 「あれは自殺じゃない、自殺にみせかけた他殺だ・・・」)
                        
 ===「武陵(ムルン)建設」の会長 カン・インチョルの家===
                      
 刑事だったゴナの妻、キム・イファは夫と長男ガンヒョク(ハウン)が事故死後
 ゴナと同級生だったカン・インチョルと、双子の次男(シンヒョク)を連れ再婚・・・
 今夜の イ議員の出版記念に行く準備をしている姿に
 インチョル  「君のような女性に会えて、私は運がいい」
 イファ    「シンヒョクは直接ホテルに?」
 再婚後、生まれた娘(シニョン)が「パパと選んだ」と
 ネックレスをプレゼントしたり幸せそうな家庭を築いていた。
                        
 ===J&C(建設会社)の会社===
                        
 会長チョン・サングク
 「シンヒョクも必死らしい。敵の状況も把握せず、作戦を練っているのか?」
 副社長で息子のジヌ
 「僕の敵ではありません。彼は無謀な人員整理で人材を失っています。」
 (ムルン建設の副社長シンヒョクとは幼馴染みで仕事のライバルでもある)
 サングク 「甘く見るな、ガンジュと結婚しようという計算高い男だ」
 ジヌ   「がっかりしましたよ。そんな理由で結婚するなんてくだらない」
                        
 ---出版パーティに向かう車の中で(サングクの若い後妻)---
 「どうしても理解できないわ、ガンジュの結婚。ジヌのほうがふさわしいのに」
                        
 ==自分の出版記念パーティーに向かう車の中(議員のイ・デジュン)==
                        
 運転する秘書に独り言のように・・・
 「シンヒョクを選んだわけじゃない。インチョル会長を選んだんだ。
  サングク会長はあまりに俗物だ、金しか知らん。一つ与えたら二つせがむ男だ」
                        
 ===死んだデシクのニュースター観光ホテル===
                        
 ハウンとスチョルは観光ホテルの副社長チェ・ドンチャンに会いに来ていた。
 ドンチャン 「お待たせしました」
 ハウン   「2時間待ちましたよ」
 と見上げたハウンの顔を見たドンチャン(非常に驚いた顔)
 ハウン   「今朝、イム社長の死体が発見されました。
        ご遺族がいないので遺体確認をお願いします。」
 ドンチャン(動揺を必死に隠し唇を震わせながら)
 「私にできる事なら何でも協力します」
                        
 ===イ議員の出版記念パーティー会場ホテル===
                        
(控え室) イ・ガンジュの着替えを手伝っているシンヒョクの母
 ガンジュ 「パパったら服まで用意して」「優しいお父様ね」
 部屋に入ってきたサングク会長の後妻
 「今夜は、高校の同級生が3人揃うんですね。
  亡くなったご主人がいれば、4人なのに・・・忘れ形見のシンヒョクがいて幸いだわ」

 「行きましょ」何も言えないイファを連れ、部屋を出るガンジュ
                        
 ===警察署===
                        
 ハウンは紙の切れ端をつなぎ合わせている。
 ギド班長 「何だ?」
 ハウン  「イムが死んだ部屋の便器に浮いていたんです。
       だれかが慌てて捨てたらしい」
 ギド班長 「今でもイムは他殺だと?」
 ハウン  「江陵(カンヌン)へ行くと言って7時にモーニングコールを
       頼んでいます。死ぬ前に頼みます?
       防犯カメラがあるのはロビーだけ。裏口や廊下はありません
       知り合いなら警戒せずに迎え入れる。」
 ギド班長 「お前、クニ(故郷)はどこだ?」
 ハウン  「江原道です。」
 ギド班長 「親御さんは?」
 ハウン  「こうみえても波乱万丈の人生なんですよ。急に何です?」
 ギド班長 「ちょっと、ある人を思い出してな」
 同僚刑事達が入ってきて
      「イムの電話記録に妙な点が。
       イムは死ぬ前に、うちの署に電話をしている。それも2回も」
 顔を見合わせるハウンとギド
                        
 ===パーティー会場===
                        
 ウナはそこのホテルでアルバイトをしていた。
 この日もパーティーの準備で忙しく働いていたが、通路でジヌとぶつかりそうになる。
 それがキッカケでウナを気に入ったジヌは
 パーティー会場でお酒を運ぶウナを目で追っていた。

 そのジヌにあこがれている、シンヒョクの異父兄妹のシニョンが
 手を振りジヌのところへ行こうとして、足をすべらし会場のプールに落ちてしまう。
 すぐ、飛び込んで助けたウナ・・・
                        
 ロッカーで着替えをして部屋を出ると、インチョルの部下が待っていた。
   「風邪をひかれたらこまるので
    カン・インチョル会長から家までお送りするようにと・・・」
 ウナ 「体は丈夫ですから」と断り去って行く。
 パーティーを抜け出し廊下で待っていたジヌ「僕が行きます」
 ロビーで追いつき
 ジヌ 「待って下さい」
 ウナ 「バスで帰りますから」
 ジヌ 「会長の命令に背くわけにはいきません」外まで追いかけて行く。
 (しつこい!笑)
                        
 仕事の帰りウナと一緒に帰ろうと、迎えにきてロビーで待っていたハウンは
 二人の姿を見て、見合い相手と誤解して寂しそうに遠くから
 声もかけず立ちすくんでいた。
                        
 一方、パーティー会場では・・・チョン・サングクにチェ・ドンチャンから電話が入る。
 驚いた顔・・・イ・デジュンに目配せして人目のないところへ
 デジュン 「そんな馬鹿な・・」
 サングク 「イム・デシクの担当刑事だ」
 デジュン 「何かの間違いだ!それはお前が一番 分かっているはずだ」
 サングク 「確認したんだ・・・あの子が生きている」
                        
 ホテルの玄関を出るところで電話に出たハウン
 そこへ車が一台止まりパーティーに遅れて来たシンヒョクが降りてくる。
 お互い気づかぬまま、すれ違う二人・・・       【第一話 おわり】

 あとがき

 フ~ ちょっと長かったですねぇ
 このドラマ 些細な事でも後々の伏線のようで、ついつい詳しく書いてしまいます。
 
 簡単にまとめると、
 ハウン(ガンヒョク)とシンヒョクの父で事故死した 刑事のゴナ、
 ハウン達の母が再婚した相手 
武陵(ムルン)建設の会長インチョル、
 ガンジュの父 
国会議員デジュン、
 ジヌの父 
J&C(建設会社)の会長サングク、
 この4人は高校時代の同級生で
 その子供達(シンヒョク、ガンジュ、ジヌ)は幼馴染みなんですね。

 20年前、ゴナは汚職事件を追っている中、事故死します。
 でもこの事故死には、デジュンとサングクが何かからんでいるようです。

 直接 事故を誘導した男(指輪の)デシクは、ずっと後悔して生きてきました。
 死ぬ3ヶ月前には弁護士に
 「ホテルの利益は社会に還元、社長に昇格しても月給制」 と書物を預けています。
 列車で初めてハウンを見て、ガンヒョクが生きている事を知り
 告白する気持ちになったのですね。
 (デシクも副社長のドンチャンも、大人になったシンヒョクを知っているので
 瓜二つのハウンを見て驚き、ガンヒョクが生きていると気づいたようです)

  こちらでも他の形で作っています。↓        
 
  「アジュンマの部屋 北海道」  復活第1話 【注・・・BGM付き】 

  「ものぐさアジュンマの独り言」  復活第1話

  
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